個人事業主の経理作業の強い味方「マネーフォワード クラウド確定申告」。
連携したクレジットカードや銀行口座の明細を取り込んでくれて、仕訳候補を示してくれるので楽ちんです。
(以降、本記事内で「マネーフォワード」と省略しても同製品のことを指します)
一度仕訳登録したことのある明細に対して、同じ明細がきたときに「この明細、見たことあります!以前と同じ科目、摘要に変更しておきました!」という感じでうまいことやってくれるのですが…
ただ、実際の取引内容が違っても、明細が同じだと同じ取引として変更してしまう困ったところもあります。
特に明細の表記がシンプルな場合、起こりやすいですね。
あるときSuicaで文具を購入した仕訳を「物販」から「業務用文具購入」に変更して登録したら、次から「物販」の明細の摘要が「業務用文具購入」に変えられてしまうという感じです。
これ紛らわしいし、地味に毎回修正するのが面倒でぷちストレスなんですよね…。
長く使えば使うほど、この「ぐぬぬ…」が積み重なって、ついに先日「もう勝手に変えないで!」となってしまいました。
ということで「明細に応じて自動で仕訳を変更する設定(自動仕訳ルール)を削除・変更する手順」を調べ、解消できましたので手順をシェアしたいと思います。
2021年10月2日時点での操作手順をご紹介しています。記事をご覧になるタイミングよっては、マネーフォワード クラウド確定申告の更新により画面が記事と異なる場合があります。マネーフォワード クラウド確定申告の操作方法については、公式マニュアル、ヘルプなどをご参照ください。本記事で紹介する操作を推奨するものではありません。作業は自己責任でおこなってください。
自動仕訳ルールを削除・変更する手順
さっそく自動仕訳ルールを削除・変更する手順をお伝えしますね!
手順は以下のたった4ステップだけです。
※作業はマネーフォワード クラウド確定申告にログインした状態でおこなってください。
- 左メニューから「自動で仕訳」ー「連携サービスから入力」を選択
- 画面右上の「自動仕訳ルール」のテキストリンクをクリック
- 自動仕訳ルールの一覧から、意図しない入力のルールを探す
- ルール右側にあるゴミ箱アイコンをクリックして削除する
自動仕訳ルールを変更したい場合は、手順4でルーを削除せず、設定を変更すればOKです!
「テキストの手順ではよくわからない…」という方もご安心ください。
以下に画像つきで手順をお伝えします!
1. 左メニューから「自動で仕訳」ー「連携サービスから入力」を選択

マネーフォワードにログインした状態で、画面の左にあるメニューから「自動で仕訳」→「連携サービスから入力」を選択します。
2. 画面右上の「自動仕訳ルール」のテキストリンクをクリック

「連携サービスから入力」の画面が表示されるので、画面右上にある「自動仕訳ルール」のテキストリンクをクリックします。
3. 自動仕訳ルールの一覧から、意図しない入力のルールを探す

自動仕訳ルールの一覧が表示されるので、意図しない動きになっているルールを探します。
複数の銀行口座やクレジットカードを連携している場合は、上図の赤枠部分で「金融機関」「口座」を変更して検索することで明細を見つけやすくなります。
「明細/摘要」を指定することピンポイントで検索もできますよ。
4. ルール右側にあるゴミ箱アイコンをクリックして削除する

意図しない自動仕訳ルールが見つかったら、ルールの右側にあるゴミ箱アイコンをクリックしてルールを削除できます。
ちなみに削除ではなく、自動で入力される科目や摘要を変更したい場合は、設定値を変更すればOKです。
「詳細」ボタンをクリックすれば、ルールを適用する金額の範囲も指定することができます。
これをうまく使えば、自動仕訳ルールがより便利になりそうですね!

ルール削除・変更の確認方法
自動仕訳ルールはマネーフォワードが連携サービスから取り込んだ明細に対して適用されるため、手動で確認することはできません。(と思います)
そのため、今回削除・変更したルールが適用される取引※が発生したら、意図しない科目や摘要が入力されていないか確認してみてください!
※クレジットカード利用や銀行口座からの引き落としなど
基本的に便利でうれしい自動仕訳ルールですが、ときには意図しない動きとなってイライラさせられることもあります。
個人事業主なら避けて通れない仕訳入力のストレスはできるだけ少なくしていきたいですよね!
あなたと同じように意図しない自動仕訳ルールにストレスを感じてる方に、この記事が届くようにぜひシェアをお願いします!
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