スカイプ(Skype)を使った打ち合わせやオンラインレッスンが終わったあとで、

通話の内容をあとから確認できたらいいのにな
と思ったことはありませんか?
実はスカイプには通話の録画・録音をできる機能があるんです。
スカイプ通話を録画・録音する手順(動画解説)
以下の動画で、録画・録音を行う手順をご説明しています!
テキストで手順を確認したい方は、この動画の下をご覧ください。
なお動画は、パソコン版Skypeのみの解説です。
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スカイプ通話を録画・録音する手順(テキスト解説)
スカイプ通話を録画・録音する手順は、以下の通りです。
- ビデオ通話、または音声通話を開始する
- 通話相手に録画・録音することを伝えてOKをもらう
- 画面右下のメニューから「録音を開始」をクリック/タップする
- 「録音を停止」をクリック/タップして終了する
- 録画・録音したデータを確認する
- 録画・録音したデータをダウンロードする(必要に応じて)
それぞれの手順を以下に詳しく見ていきましょう。
なお以下の手順は、ビデオ通話の場合を例にして説明しています。
音声通話の場合も、映像がないだけで操作は同じになりますのでご安心ください。
また、このテキスト版では、一部スマホ(iPhone版)の操作手順も掲載しています。
1.ビデオ通話、または音声通話を開始する
録画・録音を行うために、まずは通常通りに通話を開始してください。
Skypeを使い始めたばかりの人のために、以下に簡単に手順を書いておきますね。
Skypeを使い慣れている人なら、この手順の説明は不要だと思いますので、次に進んでください。
録画・録音のための事前準備は、特に必要ありません。
ビデオ通話、または音声通話を開始する手順
ステップ1 Skypeアプリを起動します
ステップ2 連絡先から通話したい相手を選択します
ステップ3 画面右上の通話ボタンをクリック/タップします


- 左:ビデオ通話ボタン
- 右:音声通話ボタン
※以降の画像は、ビデオ通話のときのものです。
これで通話が開始されました。
早速、通話の録画・録音を開始したいところですが、トラブルを避けるためにひと手間挟みましょう。
2.通話相手に録画・録音することを伝えてOKをもらう
当然ですが通話は自分ひとりでは行えません。相手がいてこそできるものです。通話を録画・録音すれば、当然通話相手の顔や声が記録されます。
逆の立場になって考えたときに、自分の同意なしに通話内容を勝手に録画・録音されたら、とても嫌な気持ちになりますよね。
場合によっては、法的な問題に発展することもあります。
録画・録音したいことをしっかり相手に伝えて、OKをもらいましょう。
たとえば…
始める前にご相談なのですが、この通話を録画(録音)させていただいてもよろしいでしょうか?
これから行う打ち合わせの議事録を作成するためだけに使用して、外部への公開などは行いませんので!
このように最低限、録画・録音の用途と公開有無や範囲を明確にするとOKをもらいやすくなりますし、後々トラブルになりにくいと思います。
そもそも「法的な~」とか、そこまで大げさなことを言わなくても、最低限のマナーとして必要ですよね。
また、仲の良い人だから大丈夫だろうと同意なしで録るのもおすすめできません。「親しき中にも礼儀あり」です!
通話が録画・録音されていることは相手に通知されます。「こっそり録っちゃえ!」はすぐにバレますのでご注意を!
3.通話の録画・録音を開始する
通話相手からOKがもらえたら、録画・録音を開始しましょう!
通話の録画・録音を開始する手順
ステップ1 画面右下の「・・・」をクリック/タップする
通話画面にマウスカーソルを乗せると、画面右下に「・・・」(その他のオプション)が表示されます。


「・・・」をクリックしてメニューを表示してください。
スマホ(iPhone版)も画面をタップすると、右下に「・・・」が表示されるのでタップします。


ステップ2 メニューの「録音を開始」をクリック/タップする
画面右下の「・・・」をクリックするとメニューが表示されます。
「録音を開始」をクリックしてください。


スマホ(iPhone版)も画面下部に表示されるメニューで「録音を開始」をタップします。


ビデオ通話の場合も、メニュー上は「録音を開始」になっています。ビデオ通話の場合は、「録音を開始」で映像も録画されます。
これで通話の録画・録音が開始されます。
録画・録音が開始されていることを確認する方法
録画・録音が開始されているかの確認は、画面左上に以下の2つが表示されていることを確認してみてください。
- 録画・録音中を表す赤い丸
- 「録音を停止」のテキスト
実際の画面ではこのように表示されます。


スマホ(iPhone版)では以下のような表示です。


通話の録画・録音が開始できたら、次は終了の方法を確認しましょう。
4.録画・録音を終了する
必要な通話の録画・録音が終わったら、録画・録音を停止しましょう。
ダラダラと撮り続けてしまうと、あとで必要な内容がどこか確認が大変になりますよ。
終了のパターンとしては以下の2つあります。
- 録画・録音は終了するが、通話は続ける場合
- 録画・録音を終了し、同時に通話も終了する場合
どちらも特に難しいことはありません。それぞれ見てみましょう。
録画・録音を終了するが、通話は続ける場合
画面左上の「録音を停止」のテキストをクリックします。


スマホ(iPhone版)も同じく左上の「録音を停止」をタップします。


録画・録音は終了しますが、引き続き通話できます。
録画・録音を終了し、同時に通話も終了する場合
通話画面にマウスカーソルを乗せると、画面に終話ボタンが表示されるのでクリックします。


スマホ(iPhoone版)は画面をタップすると、画面に終話ボタンが表示されるのでタップします。


通話が終了すると同時に、録画・録音も終了します。
5.録画・録音したデータを確認する
せっかく録画・録音したデータは、確認できなければ意味がありませんね。
以下で確認する手順をお伝えします。
ステップ1 通話相手のチャット画面を表示する
左側メニューの「チャット」をクリックして、録画・録音した通話の相手の名前を選択します。


なお通話が終わった直後は、チャット画面が表示されているので、この操作は不要です。
後日、録画・録音を確認したくなったときは、まずこの操作でチャット画面を表示してください。
ステップ2 録画・録音データの再生ボタンをクリック/タップする
チャットのタイムライン上に、録画・録音したデータのサムネイルが表示されます。
下の画像のように表示されるので、中央の再生ボタンをクリックしてください。


スマホ(iPhone版)では以下のように表示されます。


これで録画・録音した動画や音声が再生されます。
動画・音声の下に「レコーディングは30日間利用できます」と表示されます。30日以降も再生する必要がある場合は、後述の手順に従いデータをファイルでダウンロードしておきましょう!
6.録画・録音したデータをダウンロードする
録画・録音したデータを30日以内に確認して終わりなら、ダウンロードする必要はありません。
30日以降に確認する必要があるならデータをダウンロードしておきましょう!
この手順は、パソコン版とスマホ(iPhone版)で少し異なるので、分けて説明しますね。(とはいえ2ステップなのでご安心を)
パソコン版の場合のダウンロード方法
パソコン版の場合は、以下の手順で録画・録音データをダウンローできます。
ステップ1 通話相手とのチャット画面にある録画・録音データのサムネイルにマウスカーソルを乗せる
ステップ2 サムネイルの右上に「・・・」が縦になったボタンが表示されるのでクリックする。


ステップ3 メニューの「”Downloads”に保存する」、または「名前を付けて保存」を選択する


メニューの2つの違いは、以下の通りです。
メニュー | 内容 |
---|---|
「”Downloads”に保存する」 | ダウンロードフォルダに「Video.mp4」というファイル名で保存されます。 (音声のみの音声通話の場合も同じです) |
「名前を付けて保存」 | 任意のフォルダ、名前で保存できます。 |
これで録画・録音データがパソコンに保存されました。
スマホ(iPhone版)の場合のダウンロード方法
スマホ(iPhone版)の場合は、以下の手順で録画・録音データをダウンローできます。
ステップ1 録画・録音データのサムネイルをタップして長押しする
長押しするとメニューが表示されます。


ステップ2 メニューの「保存」をタップする


これでスマホに動画が保存されました。
パソコンやスマホに保存したデータは、30日以降も好きな時に確認することができますよ。
保存するためには、パソコンやスマホのストレージに動画や音声のファイルサイズの空きが必要です。ストレージの空きが不足している場合は、ほかのデータを削除するなどして空きを確保してください。(ファイルサイズは含まれる映像や音声により変動します)
説明は以上となります!
参考になりましたら、シェアしてほかの人に教えてあげてくださいね!
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。大変わかりやすい動画をありがとうございました。
実はSkypeでの楽器のお稽古を録画しているのですが
再生画面では先生と自分との2画面の表示になってしまうため
自分のスペースが邪魔で、肝心の先生が演奏される手元が全く見えません。
楽譜も画面上に広げてみせて下さるため、左半分しか見えません。
先生の画面だけを録画に残す方法があれば教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます!返信が遅くなってしまいすみません~。
調べてみたのですが少なくともWindowsデスクトップ版のSkypeでは、通話録画の画面は分割されてしまい、1人の画面だけにすることはできなさそうでした。
・・・と、これで終わると解決にならないですよね。
少し力技にはなってしまいますが、Windows10のゲームバーという機能をつかってパソコン画面を録画する方法があります。
手順を記事にしましたので、参考にしていただければ幸いです。
http://www.servs.jp/how-to-record-computer-screen-with-gamebar-in-windows10-1556/
スカイプで録画した録画ビデオの音声が出ません。チャットに動画がストアされていると思うのですが、どうしても音声が出てきません。先方に問い合わせたら、先方の方では音声がちゃんと再生されているそうです。他のチャットでビデオメッセージを作ってみましたが、問題なく音声も再生されているのに、その特定のチャットに残る録画ビデオの音声が出ないのです。以前、同じ場所で対面でのビデオ録画をしたときには問題ありませんでした。その間にあったアップデートが問題なのではないかと推察するのですが、定かでありません。何か方法がありましたら、ご教示頂ければ幸いです。
kayenさん、コメントありがとうございます!
環境が違っていると思うのであまり意味はないと思いますが、私の環境で「ビデオ通話の録画」と「ビデオメッセージ」を作成し、片方だけ音が無音になるような設定を探してみました。
しかし、私が試した限りでは、残念ながらそのような設定を見つけることができませんでした。
また、Skypeの音声設定は1か所だけのようですので、「ビデオメッセージ」だけ音が鳴って、「ビデオ通話の録画」だけ音が鳴らないということは、やはり普通では考えにくいのかなと思います。
(同じ録画データを違う人が見たときにちゃんと音が流れるとのことですので、元々音が入っていなかったわけではありませんから…。)
そういう意味ではkayenさんがおっしゃる「アップデート」が何らか影響している可能性はありそうですね。
で、解決方法ですが、
とにかく今回録画されたファイルを音付きで視聴したいという場合、以下の方法はいかがでしょうか?
1.動画の音声が流れることを確認してくれた通話相手に録画ファイルをダウンロードしてもらう。
2.ダウンロードしたファイルを共有してもらう。
この方法であれば、動画をSkype内で再生するわけではないので、もし問題がSkypeである場合には問題なく音声を聞くことができると思います。
逆にこの方法でも音声が流れないということであれば、Skypeでないところの問題かもしれません。(たとえば、動画の音声再生に関連する機能とか…)
根本的な解決方法を回答できず申し訳ありませんが、今回のファイルについてはこれで対応できる気がしますので、お試しいただければと思います!